2008年11月17日
自己暗示
快挙です。
実はね。
かれこれ1ヶ月、タバコを吸ってないんですよ。
乳がんの手術の後、日に日に良くなっていく傷痕を見て思った。
からだってすごいって。
メスで切り裂かれ、悪性化した細胞の塊をえぐり取られ、縫い合わされた組織が、再びくっつくんだもん。
細胞のひとつひとつが、傷痕を癒そうと、一生懸命働いている。
けなげに、ただひたすら治そうとしてくれてる。
そんなからだが、とても愛しく思えた。
「もう疲れた」
「少し休みたい」
体が発するSOSを、私は無視し続けてた。
体があげる悲鳴を、聞いて聞かない振りを続けてた。
私はなんてむごい事をしていたのだろう。
そのことに気づいた時、私は愕然として涙があふれた。
―ごめんね―
私は自分自身に謝った。
今まで粗末にしすぎたね。
これからは大事にするから。
自分をいじめるような事は、もう絶対にしないから。
そう誓った。
その誓いを、私はおおむね守ってきた。
精神的にも肉体的にも、無理をすることはやめにした。
でも、タバコだけはどうしてもやめることができなかった。
胃がんで胃の3分の2を切除した父が、術後タバコを吸い続けているのを見て、馬鹿じゃなかろうかと思ってた。
だけど、私も同じだった。
私ががんになったのはタバコのせいじゃない。
ストレスのせいだ。
だから、タバコをやめたら余計ストレスが溜まるから逆効果だ。
それに、現にタバコを吸ってない人だってがんになってるじゃない。
なんて言い訳して。
もちろん、やめられるものならやめたいと思ってた。
がんになる前、何度か禁煙にチャレンジしたものの、ことごとく失敗した。
だからもう、無駄な努力はやめようと思ってた。
私にはタバコが必要なんだ。
そう思ってた。
私にとって、タバコはある意味精神安定剤だったから。
イライラしてる時や、気持ちがそわそわしてしてる時、タバコを吸うと落ち着いた。
でもそれは、
「タバコを吸うと落ち着く」
そう思い込んでいたから。
これって、一種の自己暗示だよね。
「もう必要じゃない」
そう思った時、嘘みたいにすんなりやめることができた。
不思議だね。
きっともう大丈夫。
実はね。
かれこれ1ヶ月、タバコを吸ってないんですよ。
乳がんの手術の後、日に日に良くなっていく傷痕を見て思った。
からだってすごいって。
メスで切り裂かれ、悪性化した細胞の塊をえぐり取られ、縫い合わされた組織が、再びくっつくんだもん。
細胞のひとつひとつが、傷痕を癒そうと、一生懸命働いている。
けなげに、ただひたすら治そうとしてくれてる。
そんなからだが、とても愛しく思えた。
「もう疲れた」
「少し休みたい」
体が発するSOSを、私は無視し続けてた。
体があげる悲鳴を、聞いて聞かない振りを続けてた。
私はなんてむごい事をしていたのだろう。
そのことに気づいた時、私は愕然として涙があふれた。
―ごめんね―
私は自分自身に謝った。
今まで粗末にしすぎたね。
これからは大事にするから。
自分をいじめるような事は、もう絶対にしないから。
そう誓った。
その誓いを、私はおおむね守ってきた。
精神的にも肉体的にも、無理をすることはやめにした。
でも、タバコだけはどうしてもやめることができなかった。
胃がんで胃の3分の2を切除した父が、術後タバコを吸い続けているのを見て、馬鹿じゃなかろうかと思ってた。
だけど、私も同じだった。
私ががんになったのはタバコのせいじゃない。
ストレスのせいだ。
だから、タバコをやめたら余計ストレスが溜まるから逆効果だ。
それに、現にタバコを吸ってない人だってがんになってるじゃない。
なんて言い訳して。
もちろん、やめられるものならやめたいと思ってた。
がんになる前、何度か禁煙にチャレンジしたものの、ことごとく失敗した。
だからもう、無駄な努力はやめようと思ってた。
私にはタバコが必要なんだ。
そう思ってた。
私にとって、タバコはある意味精神安定剤だったから。
イライラしてる時や、気持ちがそわそわしてしてる時、タバコを吸うと落ち着いた。
でもそれは、
「タバコを吸うと落ち着く」
そう思い込んでいたから。
これって、一種の自己暗示だよね。
「もう必要じゃない」
そう思った時、嘘みたいにすんなりやめることができた。
不思議だね。
きっともう大丈夫。
Posted by *rainbow* at 21:29