2008年06月04日
これが私の生きる道
晴れて沖縄行きが決定。
6月末で会社を辞めて、7月の頭に沖縄に行くことに。
久米島に行くには、羽田と那覇で飛行機を乗り継がなければならない。
千歳―羽田間が1時間半。
羽田―那覇間が2時間半。
那覇―久米島間が30分。
遠いなぁ。。。
乗り継ぎの時間に余裕を持たせても、一日で久米島まで行くのはちょっとしんどい。
どうせなら本島に1泊して、ちょっと観光してから久米島に行こう。
そうだそうしよう
まるっきり観光気分だった。
それに、
沖縄が私を呼んでいる
沖縄で、何かとてもいいことが私を待っている
そんな予感に、私の胸は躍っていた。
でも、私にはやらねばならぬことがあった。
そのひとつが父への報告。
「私、7月に沖縄に行くから」
唐突にそう切り出した私に、母から何か聞いていたのか、父は何も言わず、ただ苦~~~い顔でテレビを見ていた。
数日後、お風呂からあがって、自分の部屋に行こうとした私は、父に呼び止められた。
「お前、この間沖縄に行くとか何とか言ってたけど」
きたっ
私は思わず身構えた。
父があっさりと認めてくれるとは思っていなかった。
私は父の顔色を伺った。
うわ…機嫌悪そう。。。
「うん。行くよ」
私はどきどきしながら言った。
「沖縄に行って何するつもりだ?」
「ホテルで働く。とりあえず半年くらい働いてみて、帰ってくるかもしれないし、もっといるかもしれないし、行ってから考える」
私の言葉に父は呆れたように大きく息をついた。
「なんで沖縄なんだ?」
なんでって…。
「行きたいから。行ってみたいと思ったから」
「どれだけか?」
「うん、それだけ」
「お前なぁ。高校でたての子供じゃないんだから、もうああだこうだ言わないし、沖縄でもどこでも勝手に行けばいいけど、もっとこれからの自分の人生を真剣に考えろ!」
父の言葉にイラッときたけれど、なるべく冷静に説明しようと頑張った。
もう決めた事だから、父が反対しようともちろん沖縄には行くけれど、どうせなら私の気持ちを理解して送り出してほしいから。
「だって、人生何が起こるか分からないんだよ?来年生きていられる保証だってないんだよ?行きたいところにいって、やりたいことをやらなきゃ。
それに、このままずっと家にいるわけにはいかないでしょ?そんなのおっとうだって困るでしょ?」
一生懸命自分の気持ちを伝えようとした私に、父は吐き捨てるように言った。
「俺はもっと自分の人生を真剣に考えろと言ってるんだ!」
これ以上何を言っても無駄。
私はそれ以上話を続けるのをやめて、自分の部屋に行った。
考えてるから。
ちゃんと真剣に考えてるから。
悲しいけど、父には理解できない。
根本的に考え方が違うから。
だけど、
「行きたいから行く」
「やりたいからやる」
しかも、
「とりあえず」
なんて、父にしたら、ちゃらんぽらんで無責任な生き方としか思えないのだろう。
父親として心配する気持ちも当然だと思う。
私だって、これでいい!って確信があるわけじゃない。
将来のことだって不安だ。
だけど、賽は投げられた。
とりあえず、前に進むしかない。
間違いだったと思ったら、方向転換すればい。
頭が悪くて不器用な私は、そうゆう生き方しかできないから。
6月末で会社を辞めて、7月の頭に沖縄に行くことに。
久米島に行くには、羽田と那覇で飛行機を乗り継がなければならない。
千歳―羽田間が1時間半。
羽田―那覇間が2時間半。
那覇―久米島間が30分。
遠いなぁ。。。
乗り継ぎの時間に余裕を持たせても、一日で久米島まで行くのはちょっとしんどい。
どうせなら本島に1泊して、ちょっと観光してから久米島に行こう。
そうだそうしよう

まるっきり観光気分だった。
それに、
沖縄が私を呼んでいる
沖縄で、何かとてもいいことが私を待っている
そんな予感に、私の胸は躍っていた。
でも、私にはやらねばならぬことがあった。
そのひとつが父への報告。
「私、7月に沖縄に行くから」
唐突にそう切り出した私に、母から何か聞いていたのか、父は何も言わず、ただ苦~~~い顔でテレビを見ていた。
数日後、お風呂からあがって、自分の部屋に行こうとした私は、父に呼び止められた。
「お前、この間沖縄に行くとか何とか言ってたけど」
きたっ

私は思わず身構えた。
父があっさりと認めてくれるとは思っていなかった。
私は父の顔色を伺った。
うわ…機嫌悪そう。。。

「うん。行くよ」
私はどきどきしながら言った。
「沖縄に行って何するつもりだ?」
「ホテルで働く。とりあえず半年くらい働いてみて、帰ってくるかもしれないし、もっといるかもしれないし、行ってから考える」
私の言葉に父は呆れたように大きく息をついた。
「なんで沖縄なんだ?」
なんでって…。
「行きたいから。行ってみたいと思ったから」
「どれだけか?」
「うん、それだけ」
「お前なぁ。高校でたての子供じゃないんだから、もうああだこうだ言わないし、沖縄でもどこでも勝手に行けばいいけど、もっとこれからの自分の人生を真剣に考えろ!」
父の言葉にイラッときたけれど、なるべく冷静に説明しようと頑張った。
もう決めた事だから、父が反対しようともちろん沖縄には行くけれど、どうせなら私の気持ちを理解して送り出してほしいから。
「だって、人生何が起こるか分からないんだよ?来年生きていられる保証だってないんだよ?行きたいところにいって、やりたいことをやらなきゃ。
それに、このままずっと家にいるわけにはいかないでしょ?そんなのおっとうだって困るでしょ?」
一生懸命自分の気持ちを伝えようとした私に、父は吐き捨てるように言った。
「俺はもっと自分の人生を真剣に考えろと言ってるんだ!」
これ以上何を言っても無駄。
私はそれ以上話を続けるのをやめて、自分の部屋に行った。
考えてるから。
ちゃんと真剣に考えてるから。
悲しいけど、父には理解できない。
根本的に考え方が違うから。
だけど、
「行きたいから行く」
「やりたいからやる」
しかも、
「とりあえず」
なんて、父にしたら、ちゃらんぽらんで無責任な生き方としか思えないのだろう。
父親として心配する気持ちも当然だと思う。
私だって、これでいい!って確信があるわけじゃない。
将来のことだって不安だ。
だけど、賽は投げられた。
とりあえず、前に進むしかない。
間違いだったと思ったら、方向転換すればい。
頭が悪くて不器用な私は、そうゆう生き方しかできないから。
Posted by *rainbow* at 00:00